なぜむし歯になるの？むし歯の症状
なぜむし歯になるの？
むし歯は、歯にむし歯菌が付着し、その菌が糖分などを栄養にして酸を出すことが原因です。この酸が歯を溶かし、歯に穴を開けてしまうのです。人によってむし歯になりにくい、なりやすいという個人差はありますが、むし歯予防においてまず大切なのは、口腔内の菌をなるべく少なくすることです。そのためには毎日の正しいブラッシングはもちろん、体調面の管理もとても大切です。
お子様の場合は、「糖分の高い食べ物を控える」「ダラダラ食いをやめる」「おやつの時間を決める」など、食生活からの見直しが必要な場合もあります。また、小さなお子様は自分で正しく磨くことが難しい場合がほとんどです。当院では、必要に応じてご両親にブラッシングの指導なども行っています。
むし歯の症状
- 歯がしみる
- 食べ物が詰まりやすい
- 舌で触ったときに引っ掛かりを感じる
- 歯が痛い
- 歯がとがっている
当院の一般歯科について
当院では、患者様の年代や歯の状態、さらにはニーズに合わせてさまざまな治療をご用意しています。例えば、むし歯治療においては、ドリルで削る治療のほか、レーザーによる治療などもございます。また、予後を考え、再発リスクをなるべく抑えた治療を心がけています。
また、治療前にしっかりとした治療説明を行い、患者様のご理解・ご了承をいただいたうえで治療を行います。特に、お子様の治療では、就寝時間やおやつの時間、一日のライフスケジュールをご両親に伺い、食生活や生活面のアドバイスを行い、むし歯予防に努めています。
診療には2種類あります
当院では、保険診療と自費診療の2種類をご用意しています。
保険診療は、どこの歯医者さんでも受けられる品質が一定化された診療です。診療費の支払いが多くとも3割で済む点が大きな特徴です。ただし、診療手順や使用できる材料などにルールがあり、場合によっては治療に時間がかかってしまうこともあります。
一方、自費診療は、材料や診療技術を制限なしで使用できるというメリットがあります。保険診療と自費診療を比べると、歯の削り方や型の取り方、使用する材料、技工物の仕上がりなどが異なります。また、自費で使用する材料は精密な加工を施すこともできます。ただし、自費診療は費用の全額負担が原則です。
当院では、治療方法のメリット・デメリットや費用について丁寧に説明を行います。そのうえで、適切な治療方法を患者様と相談しながら、決めていきたいと考えています。
保険治療例
※先生から頂戴次第、写真挿入予定
自費診療例
※先生から頂戴次第、写真挿入予定
治療後のメンテナンスについて
治療後に大切になってくるのは、むし歯や歯周病のリスクを減らすことにあります。当院では、治療後のクリーニングやPMTC、またレントゲン検査やCT検査、ブラッシング指導などを通して、再発させない予防治療を行っています。定期検診を通して、ご自身の歯を長く使えるように心がけていきましょう。
病気を予防するメリット
「歯科医院は歯が痛くなってから来るところ」と思いがちですが、歯科医院の役割はそれだけではありません。そのひとつが、むし歯や歯周病といった病気の発症を未然に食い止め、早期治療につなげられることです。また、定期的なクリーニングは、お口の中を快適な状態を保つためにも重要です。
歯に関する病気は、放っておいて治癒するものではありません。ご自身の歯をより長く使用するためにも、メンテナンスは必要不可欠と言えるでしょう。
むし歯などのお口のトラブルを未然に防ぐ
定期検診やクリーニングによって口腔内の状態を清潔に保つことで、むし歯や歯周病のリスクを軽減し、大切な歯をいつまでも健康に維持することができます。
治療の痛みや費用を低減できる
痛みや症状がひどくなってから治療するのでは、治療費用や期間もかさんでしまいます。病気を早期発見し早期治療することが、結果的に治療時の痛みや費用を低減できることにつながります。
お口の中がスッキリする
歯科衛生士によるPMTCは、歯についた汚れをピカピカ、ツルツルに落としてくれるものです。もちろん、痛みや嫌なドリルの音もありません。また、お口の中をスッキリと快適に保つことができます。
先生から一言
患者様が受ける治療に関して、「わからない」と思うのは当たり前のことです。治療に用いる材料や治療期間、内容のことなど、わからないことがあれば何でも気軽に聞いてください。
